頑張っても評価されない「当たり前な」品質と、比較的「簡単にありがたがってもらえる」品質がある。
ゼネコンはともすれば前者に力を注ぎがちだが、ビジネスとしては後者を目指さないと、とっても苦労することになる。
ゼネコンが前者を選びがちなのは簡単な理由だ。ビジネスに対する覚悟がないだけだ。前者は費用と効果がいずれも定量的に示せる、すなわち費用対効果を保証できる品質なのだ。覚悟のない企業は、費用対効果が明確でないと、怖くて手が出せない。
後者は費用対効果が保証できない代わりに、当然適正価格も不透明なので、値付け余地が大きくなる。いざというときの保証をする覚悟がある会社は、その覚悟一つで大きく伸びる可能性を秘めている。
費用対効果が不透明で、うまくビジネスに繋げられる領域を見つけて、覚悟を決めて飛び込むしかない。
2013年3月7日木曜日
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