2009年9月7日月曜日

100年に一度とは

明日が今日と同じとは限らない、ということ。

今日、上手く行ったからといって、明日も順調とは限らない。逆に言えば、今日上手く行かなかったからって、落ち込む必要もない。

一つだけ確実なのは、今日と同じことをしていたら、明日はないという事だろう。日々をどのような心持ちで過ごすか、それがシビアに問われているんじゃないかな?

ゼネコンビジネスは、過去の延長線上に今日があり、今日の続きとして明日がある、そのような連続性の中で動いている。100年に一度のパラダイムシフトが目の前で起こっている、その中にあって、このようなビジネススタイルは成立しうるのか?正確に言うとビジネスが成長していけるのか?

ビジネスは成長して行く必要がない、と言う人がいる。それは、実はかなり危険な考え方だろう。成長しない産業には、優秀な人は集まらない。ゆえに、ますます衰退して行く。ゼネコンの場合、その業として人海戦術的であり、そのスタイルに拍車がかかる事は間違いない。

新しい技術は生み出されず、イノベーションは起こらず、淡々と日々を暮らす、そんな人々の集団になってしまうだろう。ただし、世の中の流れに追従する事を是とする社風は、無意味に規制を強化する事に走り、社内の閉塞感はさらに強くなる。業者からも見放され、もはや品質も運次第、というような末期的な状態になる可能性は高い。

ビジネスが斜陽でないことを証明し、人を魅きつけ、イノベーションを誘発する、そんなビジョンが大切だろう。成長しなくても良い、などと言う意見は近視眼的で極めてナンセンスである。

0 件のコメント:

コメントを投稿