2009年9月18日金曜日

Twitterのハードル

昔から新しいサービスはとりあえず登録することにしている。お陰でGmailも苗字でアカウントを持っているし、Twitterも2007年4月13日に登録している。(When Did You Join Twitter?)Gmailは生活に欠かせないサービスになったがTwitterは恥ずかしながら、未だに良さが分からずにいる。登録から2年半も経てるのに、だ。

だんだんとメジャーになるにつれ、Webや雑誌などでも見かける機会が多くなり、絶賛される一方で、面白さを理解できない人も増えているように感じる。絶賛する側は、フォローがすくないからだと言う。有名人のフォローを増やせば面白くなってきますよ、と。反対側の人は、知り合いでもない人の「はら減った」「トンカツ食べた」「銀座なう」を知ることに何の意味があるのか分からない、と言う。

私は後者だが、知り合いのプレゼンスを緩く理解できるのは、少しの意味があるかもしれない、とも思う。ただ、本当にフォローを増やすことが、サービスの理解への一番の近道だとしたら、Twitterはこれ以上伸びないと思う。

サービスの良さを理解してもらう、そのビジネスの第一歩へのハードルが高すぎる。今は、イノベーターと呼ばれるような好奇心が強く、Webサービスに理解があり、モルモットになってもいいや、という類いの人が集まっているので、何やら活況を呈しているが、普通の人には参加できないだろう。イノベーターにはちょっと劣るが、普通の人よりは好奇心が強い自分が乗れないから、なおの事そう思う。

理解することに(フォローを増やすなどの)条件が必要なサービスは、キャズムを超えられない。もっと、直感的に利用者に「サービスの良さ」を喚起できなければ、早晩廃れるのがオチだろう。マネタイズに注力してる場合ではない。

0 件のコメント:

コメントを投稿