2012年5月21日月曜日

白いリングから光が漏れる

今日は金環日蝕デー。ドリカムは20年以上も待ち続ける覚悟の歌を歌っていたようだが、曇り空で危うく20年越しの願いが成就できないところだった。

出勤を遅らせて、家族と天体ショーを楽しもうと、テレビの前に座り、時々刻々と変わる太陽の様子を見ていた。鹿児島は雨、串本は晴、富士山は吹雪、東京は曇だった。

横浜は曇り空。

テレビの中の東京は雲が薄くなってきており、徐々に欠けていく太陽がみえるようになってきている。横浜は小雨に。アメッシュというアプリで雲の動きを確認すると、東風で、しばらくすると晴れてきそう。

7時過ぎに確認して、雨雲の移動スピードから20分後ぐらいには多少晴れ間が覗きそう。。。なんだけど、金環になるのは7時30分過ぎなので、ギリギリ見えるかどうか。

雨が上がったので外に出て、空を見上げると、雲に覆われた空に細く白いリングが。日蝕メガネを使うと真っ暗になってしまうほどの薄い光が見えた。




確かに今まで見た事のない不思議な光景。

神々しいと見る事も、少し不吉な予感を感じる事もできる。知識がなければ、家の中で震えているかも知れない。しばらくすると雲が薄くなり、いよいよ日蝕メガネの登場かと思いきや、また真っ白に。それでも時々は明るい輪が見えるようになった。

まともに日蝕を見たのは初めてで、とても良い経験だった。金環ではなく白環だったが。

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