2012年10月5日金曜日

一周忌

Steve Jobsが亡くなって一年になる。

こう言うと語弊があるかもしれないが、今までで一番衝撃を受けた「死」だった。JobsがいなくなったAppleがどう変わっていくかは誰にも分からないが、偉大なるDNAだけは無くさないで欲しい。

奇抜な何かを生み出すことがイノベーションではなく、誰もが思いつくアイデアでも、誰かが開発した技術でも構わない。より良い世界を志向するアイデアを、ビジネスとして現実のものにする力だけが世界を変える、ということを見せつけたのがJobsだった。こうなったらいいな、という未来に向けた想いを妥協なく追求すること。それが一番大事なんだ、ということを教えてくれたように思う。

Jobsの魂はAppleという会社の中に存在するのではない。Appleの作品に揺すぶられた今を生きる人々の、それぞれの心の中にも存在する。

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