2009年12月7日月曜日

自分なりのやり方

最近、社外のセミナーや研修を受ける機会が多い。色んな人と接していると、何となく類型化できる気がする。

こういった場に出てくるマジョリティは、比較的大きな企業で命令されて来た、という人。この人たちの斜め向き加減がすごい。見るからに「早く終わってくれ」という雰囲気を出しており、決して真剣に課題に取り組まない。それが部長クラスだったりすると、会社でどうやって部下を鼓舞するのか、聞いてみたくなる。まさか、もっと元気出せ、とか、近頃の若者は元気がない、とか言ってないよね?

こんな人が7割ぐらいいる感じ。そして、残りのうち2割ぐらいは受動的な人。つまり、主体性はない。全体の9割がこんな調子で、ディスカッションもままならない。

こんな人たちばかりで、新しいアイデアとか生まれてくるのかね?イノベーションが求められる世界で、カイゼンしかできない人ばかりなんだけど。そんな余計な事を心配してしまう。

一方であまり深く考えず、楽しむ事、場が盛り上がる事を優先する自分は、初期段階で仕切り役になる事が多い。下らない人にリーダーシップを取られて、下らない会にしたくない、という気持ちもある。元来、仕切るのはそんなに得意ではないので、軌道に乗った段階で、徐々に存在感を弱めたりして。

そんな風に進めるので、チームの雰囲気や結論は、ある程度自分の思った方向に進む事が多い。それでも、もう一人ぐらい、比率でいうと2〜3割くらいは、賛同者が必要だ。その意味で、初期段階にウマの合いそうな人と、重点的に「面白がる」事も一つのコツかもしれない。

単純に自分が気持ちよく進めるためのやり方なんだけど、大体結果は悪くない。むしろいつもベストの答えを出せていると思う。

結局、楽しむ事、面白がれる事が大切なんだろう。

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