2009年12月4日金曜日

鳩政権はNOなんだけど...

他に代替候補がないのも事実。いかに、優秀な政治家が少ないかという事だが、これが現実としての日本の国民レベルを示しているのだろう。

そもそも、衆院選の前には鳩氏の怪しさは分かっていた。献金問題、もっと言えば脱税、さらに言えば国を相手取った詐欺なんか、民主党に投票した人は、全て承知の上で広い心で許したんじゃないの?

私は、許せそうになかったので、小選挙区は民主党候補に入れたが、比例はみんなの党に入れた。つまり、政権交代には期待するが、党執行部はNOという事だ。マニフェストを見比べても、どうも民主党は浮世離れしているようで、実現性に乏しいと感じ、全党比較した上で、3番目と位置付けた。

でも、こんな声ってどこにも反映されない。誰も支持しない政党が与党に入り、ダダをこねる。そしてそれを諾々と受け入れる。色んな声を聞きすぎて、無闇に予算規模が膨れ上がる。マニフェストに固執しすぎて、本質を見失う。この国の未来が描かないまま、費用対効果だけで予算を割り付ける。企業がこぞって導入したが評判が悪く、見直しを余儀なくされている成果主義のようだ。

なぜ、成果主義に見直しが掛かってるかと言うと、会社が明確なビジョンを持たずに、個人の成果のみがフォーカスされると、仕事はこじんまりと小さくなり、短期思考に陥り、チームワークは薄れ、内向的になり、モチベーションは下がり、成長が鈍化し、社内の雰囲気が悪くなり、会社として傾いていくからだ。

今の事業仕分けはまさにこれで、今後しばらくは停滞傾向が続くのは間違いないところだろう。私は、民主党を仕切る、あの三人が退場しない限りは良くならないと思うが、彼らの生命力の強さは証明済みだ。

国や社会や会社の行く末とは別に、個人の行く末を真剣に考えるべき時代に入ったと感じる。

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