2009年12月11日金曜日

青森なう

出張で青森。
新幹線で来てみたら、遠かった。往復で11時間くらい電車に乗ることになる。飛行機でも大差ないのだが、こういった時間距離にある都市は、よっぽどの魅力がない限り人を呼べそうにない。過疎化、少子高齢化が進む一方だろう。

青森はと言うと、ミニ東京近郊都市のような地方都市で、なんの特徴もない。検索してみると、青森行くなら「アスパム」がお薦め!、だったので行ってみた。

駅から離れた所に立地する変な形の物産館で、何もない。ハローキティのボールペンを娘のお土産に買って、場末の食堂のようなところで、ショボいラーメンを啜って終了。何なんだろう?ただの箱物のように感じたが、そこが街のお薦めだとしたら、寂しい限りだ。

商店街も歩いてみた。
服屋さんと八百屋さんばかりで、かなりの競争状態であると思われる。が、馴染み客ばかりのようなので、うまく棲み分けでいるのかも知れない。そして、1/4ぐらいはシャッターが降りていた。歩いた商店街はメインストリートの一本裏通りだったようで、それを鑑みると、まだ賑わっていた方かも知れない。メインストリートは、人の少ない京都の四条通のようで、よく整備されている。が、活気はない。

青森らしさって何なんだろう、と考えてしまった。

地方自治体は、見せかけの危機感で街づくりを進めようとしている。今なら環境をキーワードにした箱物に落とし所を見つけようとしていて、それぞれの街の良さを最大化するような施策には無頓着だ。

そんなやり方では、未来の不良ストックを積み上げて行くだけになっちゃうよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿