2010年4月26日月曜日

地域活性化はこれから

ツイッターを地域活性化に役立てよう、という試みが各所で実施されている。

ツイッターの強みはお客さんと直接繋がれる事だが、弱みは繋がるためのハードルが高い事が挙げられる。

携帯電話から利用できるとは言え、携帯電話から何らかのアプリにアクセスしてもらうのは容易ではない。かと言って、メールで投稿してもらうと、そもそものリアルタイム感が損なわれる。また、ツイッターはフォローし、されることがその楽しさを理解するカギのように言われるが、これが思いの外面倒くさい。

そもそも、想定するお客さんの内、何パーセントがツイッターユーザーで、その内どのくらいが来店可能性のある場所にいるのか、大いに疑問がある。あと、これはツイッターの特徴として、見逃す確率が高いと言える。それはヘビーユーザーであればあるほどそうなのだから、質が悪い。

新しいサービスとしての可能性は否定しないが、何しろ集客サービス的文脈においては相性が悪いと思う。

豚組のように、メールに代わる問い合せ窓口としての運用ならともかく、ツイッターを使うことが即ち、地域活性化に繋がるというのは、セカンドライフやSNSを絶対視していたのと同様の幻想だろう。

そう考えると、地域活性化とITという方程式を問いた人、サービスは未だに存在せず、これからますます重要になってくるサービス領域とも言える。この疲弊した社会において、地域/商店街の活性化は間違いなく必要なのだから。

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