2012年1月25日水曜日

ツイッターじゃ集客にならない

一時期、ツイッターを商店街で活用しようという動きが活性化していた時期があった。その時も思っていたが、ツイッターでは集客はできないと思う。ましてや買い周りをサポートする事なんて不可能だ。

ツイッターの難しい所は、あくまでもフローだという事だ。フローに特化したサービスはそれまでに殆どなかった。どちらかと言えば、フロー化しがちな情報をストック化する傾向が強かったように思う。その意味でツイッターは間違いなく重要なサービスだが、フロー化は、情報の出し手の負荷がすごく高い。一方で、受け手の殆どは、昔の言葉で言えばROMであり、レスポンスする主体ではなく、フローを眺めるだけだ。

ただ眺める人に対して、フロー情報を流して、そこに意味ある何かが生まれる可能性は、まさに邂逅と言って良いタイミングだろう。その極めて稀なタイミングをリアルな商売に結びつける事は奇跡に近い。

そんな成果を生まない行為を続けられる訳もなく、段々と出てくる情報は価値の低いものになり、結果として成果を生む確率も下がって行く、ネガティブスパイラルに入る。

そういった形でツイッターが集客に寄与する事は、本当に難しいと思うが、さらに、難しいと言うか、不可能なのは、買い周りに使うことだ。運良く商店街にきてもらう事に成功した後は、商店街の中の色んなお店で買い物し、お金を落としていってもらいたいと考えると思うが、そういった使い方はツイッターにはできない。そこは、更なる努力を、各お店や商店街がする必要がある。ポイントカードを発行するのか、お楽しみ抽選会を開催するのか、オリエンテーリングのような仕掛けを企画するのか。いずれにせよ、簡単ではない。

メッケは、そう言った事の全て、特に買い周りをサポートする力を持っている。これは今までどんなサービスもできなかった事なので、すごく価値があると思う。ツイッターにはできなかった事ができるようになる。そのためには、お店や商店街との連携が不可欠だが、やってみる価値はあると思う。是非。

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