2012年2月20日月曜日

ソーシャルの効果把握方法って、意味があるのかな?

Facebookに押されまくっている(人とのつながりでサービスを利用するか、単にゲームをしたいからサービスを利用するか、という観点で考えると、GREEやDeNAは既に異なる事業ドメインに移っているので競合と判断しなくても良いと思う。)mixiのユーザー数は約2600万人だそうだ。記事によると、「アクティブ率も非常に高く、日本の20代女性の59%が月に1回以上ログインしている」という。

月に1回以上のログインをもってアクティブと言われると、すごく違和感がある。もっと言うと、週に1回のログインでも個人的感覚としてはアクティブではない。さらに言うと、たとえ週に1回以上ログインしていても、人の記事やログを読んでいるだけの状態をアクティブとは言いたくない。そう考えると、個人的にアクティブに活動しているのは、このブログぐらいのものだ。

mixiやGREEの幽霊ユーザーである自分が言うのもなんだが、会員数に含まれても困るぐらいのイメージもある。正直なところ、自分の周りにアクティブに動いている人は見かけない。

このことはFacebookやTwitterやその他のソーシャルサービスにも言えて、これらのサービスは(個人的には)mixiやGREEよりは圧倒的にアプリの立ち上げ頻度は高いが、だからといって、アクティブに使っている感じではない。

こういった観点でソーシャルの効果計測をするとしたら、アクティブと言われる人の数や割合はどの程度になるんだろう?一回、アンケートを取ってみたらどうだろう?1週間しか登録期間の無いアンケートフォームを全ユーザーに投げてみて、アンケートに答えてくれたらポイントをあげるとかして「自分はこのサービスをアクティブに利用していると思いますか?」という質問を投げかけてみる。そうしたら、本当の意味でのソーシャルの効果が分かってくるんじゃないかと思う。

今のように、自分たちに都合の良い数字を並べて、実態と乖離しているようなソーシャル効果を、さも素晴らしい事のように喧伝するのはミスリーディングだと思うし、ソーシャルサービスの未来を危うくする(ソーシャルなんて信用できない)事になりかねない。

本当にアクティブに使っている人がどれぐらいいるのかは興味がある。きっと思いのほか少ないんだろうな、という感覚はある。そもそも自分の周りでほとんど使われていないという事実がある。また、活用している少数の人はリアルでも発言力のある人の場合が多く、そのような人は実際少ないという現実もある。

個人的には、ソーシャルサービスがある事はいいことだと思うし、便利だと思うが、これが絶対的なインフラになるとはとても思えない。

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