2012年9月14日金曜日

iPod nanoに見るAppleの変化

新iPod nanoのデザインがあまりAppleらしくないと感じるのは自分だけだろうか。今ひとつ洗練が足りないように思える。

何にフォーカスするのかを明確にする必要がある。iPod touchはゲームを始めとするアプリだろうし、iPod shuffleは純粋に音楽だろう。そして、iPod nanoの一つの利用シーンはフィットネスだろう。もし、そのようにカテゴライズするならば、デザインは違うような気がする。ビデオの強化よりもハードウェアとしての防水の強化等、やるべき事は他に色々あるはずだ。

中途半端に様々なシーンに対応しようとした結果の産物のように思える今回のiPod nanoは、Appleの本質的な強みである活用シーンにフォーカスして、限界まで機能を削る行為が十分に行われていないように感じられてならない。

そのためだろうか、MacやiPadも含めた他のシリーズと比べても、iPod nanoのデザインの変遷、ブレ具合は大きい。そろそろフォーカスする領域を決めて、機能を絞るべきだろう。

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