2009年5月22日金曜日

湘南の風

先日、家族で湘南に行った。

久しぶりの海は気持ち良く、スゴく楽しい時間だった。季節もまだ早いので、ひたすら砂遊びに興じていたのだが、子供は一向に飽きる気配もなかった。

しばらく経って、お昼もかなり回ったので、ご飯を食べることにした。プカプカと浮かぶサーファーを見ながらのんびりと、コンビニで買ったおにぎりを頬張った。基本的におにぎりは大好きで、いつ食べても間違いなくおいしいのだが、海を目の前にした開放感は味覚にも少しの影響を与えているようだった。

そして、隣で同じくおにぎりを食べている妻が、唐揚げに手を伸ばし一口かじったかと思った瞬間、二人の間に強い風が通り過ぎた。短い叫び声に振り返って見ると、妻は手を押さえていた。

なんと、とんびが唐揚げを攫っていたのだ。噛まれたのか、掴まれたのか分からないが、人さし指に挟まれたような痕が残っていた。

その後、とんびを恐れる妻は日傘をさし、とんびの視線を遮ることに必死になり、お昼の時間はそそくさと終了することになった。大阪の箕面も、人さまのお弁当を盗む猿で有名で、昔々にお弁当を取られて泣いている子供がいた事を思い出した。

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