2010年8月18日水曜日

2010夏琵琶湖

先週、夏休みを取って恒例の琵琶湖へ友人たちと行った。

もう20年近くは続いているだろうか?最初は単に「一緒に遊ぼう」という程度で、それでも年に2〜3回は集まっていたかもしれない。それが、段々と旧交を温める意味合いが強くなり、年1回に。そして、皆が家庭を持つようになって、家族としての交流会のようになっていった。今は、ちびっ子ランドと化している。

しばらく続けて分かったのが、こういった定期的な集まりには、とても意味があるということ。

特に年に2回ぐらい集まると、互いのステータスに飛躍がないので、相手の状況を確認し合う時間が必要ない。それぞれ違う会社で勤め、ルールや文化の違いに戸惑い、地元を離れた悩み多き若者には貴重な機会で、下らない事から、それなりに哲学的な事まで夜を徹して語り合った。そして互いが互いに刺激を受けつつ、散会する。そんな時に、互いのステータスが分かっている事は、時間的にも会話の質的にもプラスだったと思う。

時は流れ、年1回になるとともに新しい仲間や家族も加わり、20年前とは互いの状況も悩みも違う訳だが、相変わらず、その存在を確認しあえる環境がありがたい。特に今年はちびっ子が多かったせいか、極めて健全で、酒もほどほど、夜も素早く、語り合うほどの時間も無いまま、時は過ぎた。それでも十分に有意義だと言える時間だった。

しばらくしたら、子供は子供の時を過ごすようになり、手が掛からなくなって、今度は離れて行くことになるだろう。それでもこの集まりは続いていくだろう。

これからの10年、20年(還暦!?)は、どんな会話をするのか、今から楽しみでもある。また、その頃の自分は、皆に刺激を与えられるような生き方をしてるのだろうか?そんな事を考えた、琵琶湖の夕闇だった。





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