2011年9月2日金曜日

mecke!の安全・安心への活用

大規模施設や商店街のような不特定多数の人が集まる場所では、安全への配慮が欠かせない。

震災以降改めて見直されている避難場所や避難経路、元日本代表松田選手の事故以来その重要性が再認識されたAED、また、緊急連絡先やインフォメーション、非常口の案内も欠かせない。さらに、個人からの積極的な情報検索に加えて、施設や街から情報を提供していく必要もあるだろう。

少し卑近な例で言うと、トイレや最寄りの公共交通機関へのアクセス方法なんかも、アナウンスすべき重要な情報だと感じる。

今まで、こういった情報を適切にハンドリングするサービスはなかった。

こういった情報の特性として、時間的・空間的許容度が非常に低いことが挙げられる。つまり、今・ここで必要とする情報と、明日・あそこで必要とする情報が全く違うということだ。それだけ情報を必要とする条件が、時間的・空間的に固定的されている。グルメ情報サービスを考えれば、その違いが明らかになるかもしれない。それらのサービスは、「今・ここ」と「明日・あそこ」の両者の条件において、利用者の検索方法から情報の提供方法まで、ほとんど変わりがない。

つまり、非常時に必要となる情報をハンドリングするための条件は、従来サービスではカバーしきれないのだ。そして、「明日・あそこ」という条件を重視する限りは、これからもカバーし得ないだろう。

mecke!は、「今・ここ」という条件に絞ったサービスで、日常の街の情報を非常時情報と同等に扱うことで、リアルタイム・リアルプレイスの情報ハンドリングを実現している。だからこそ、非常時に求められる安全・安心コンテンツにも違和感なく活用することができる。

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