2011年11月28日月曜日

ハシズム

橋下前大阪府知事が大阪市長選で見事に当選した。これから大きく日本が変わることは間違いない。これで変わらなかったら、日本は二度と変わらないだろう。

良いほうに変わるのか、悪いほうに転ぶのかは正直言って分からない。ただ、体制のドラスティックな変化と外国からの圧力でしか変われない国なので、その大きな一歩と言っていい。

ただ、国政との関係の中でしか地方分権の絵は描けないので、まだ一歩目でしかないのも確かだ。国政に楔を打ち込むことができたその先に地方分権の世界が開け、国にしなだれかかる様な地方のあり方から脱却できることを期待している。

また、他の地方が乗れるスキームにするためには、二重行政の解消だけではダメだ。広域行政のカタチをしっかり作って、そのメリットを最大化するような行政のあり方、国と地方の関係を作り上げる必要がある。

税金のあり方を変えて、教育と高齢者福祉を民間の活力を利用してうまく作り込めれば、日本の成長エンジンになる可能性はあると思う。

現段階では、かなり難しいチャレンジになると思うが、既得権益層の妨害や利権などに惑わされることなく、本当の改革を実現して欲しい。平成の大久保利通として清廉潔白な改革者の道を進んで欲しいと、同世代の人間として思っている。

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