2012年6月20日水曜日

街頭義捐金なんて集まるの?

いまだに高校生を動員した義捐金活動を目にする事がある。先の地震ではボランティアと義捐金が今までにない規模で広がり、その効果を挙げたことは間違いないだろう。

しかし今時点で出口のよく見えない義捐金に協力する人が多いとは思えない。個人的にも万単位で拠出したし、今後も協力する事自体はやぶさかではないが、街中での義捐金活動に一々反応するほどではない。

特に今回明らかになったのは、ゴールの明確なボランティア/義捐金と、そうでないモノは価値が大きく違うという事だ。

何となく贖罪的な意味あいで参加しても長続きはしない。単に、困った時は助け合いましょう、といったフワッとした大義名分も既にインパクトがない。

そういった意味で、未だに義捐金集めに駆り出されている高校生達をみると、不憫でならない。既に多くの人にとって、心の整理はついており、義捐金も個人々々のレベルにおいて拠出済みだ。なので、今さらお願いされたところで、応えられる訳もない。

おそらく赤い羽根募金以上に意味がなくなっているように思うが、一体いつまで続ける気だろう。

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