2010年11月24日水曜日

手作りバウムクーヘン

日曜日に、こどもの国という横浜にある公園で、手作りバウムクーヘンの企画があり、家族で参加した。

バウムクーヘンという響きも手伝って、参加希望者はかなり多かったらしく、定員を拡げた上に、抽選だったらしい。10から15人ほどが一組となり、作業を進めた。知らない人同士だから、自ずと子供を中心になる。我々がいた班は、5年生と2年生の姉妹の活躍が目立った。

基本はホットケーキだが、それを棒に巻きつけるように薄く焼いていくとバウムクーヘンと名前が変わるようだ。

生地は、ホットケーキに大量の卵と溶かしバター、砂糖などを入れて出来上がり。

心棒は竹を使う。青竹は、フシの間に切り込みを入れておき、色が抜けるまで炙ることで、油分やゴミを取り除く。竹から染み出してきた油分を十分に拭うと完成。

あとは、竹に生地をかけて、火で炙るだけだ。一回にかかる量は体したことなくて、無限の作業のようにも感じる。生地をかけた竹を炙る時は、竹をクルクルと回して、ムラなく万遍なく生地が付くようにする。後ほどわかる事だが、一層目はなるべくしっかり焼いた方がいい。

ここからチームワークが必要になってくる。生地をかける係、竹を持って回す係、火を調整する係、生地をかけるサポートをする係といった感じ。どれも地味な作業だが、子供たちがはみな、楽しんで真剣な表情でやっていた。

最初は無限のように思えた作業も、バウムクーヘンが段々と太くなっていき、表面積が増えてくると、加速度的に進行し、2時間ほどで完成した。



最後に竹を抜いて、終了。竹は捻りながらゆっくりと抜いていくのだが、一層目の焼きが甘いと、竹とくっつき、バウムクーヘンの内側がグズグズになる事が分かった。

真ん中で切って、当たり前だけど、キレイな層状の筒が見えた時は、みなから歓声が上がった。



焼きたてのバウムクーヘンを食べる機会なんてなかなか無いが、みなで役割分担しながら2時間かけて作ったバウムクーヘンは本当に美味しかった!子供たちも夢中で食べて、食べ切れないほど作れた。本当に良い経験だったと思う。

冷静になって気付くのが、卵の多さと、焼きの甘さ。素材の分量は指定なので、今回はしようがなく、また、改善の余地はある。焼きに関しては、反省点が多い。焼けるのが待ち切れず、表面が乾いた程度で次の生地をかけてしまったが、本当は焼き目が付くぐらいまで我慢して次の生地をかけた方がいいだろう。

もう一度チャレンジしたいと思う。

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