2011年3月4日金曜日

iPad2

これは素晴らしい!

また、世界を変えるガジェットが生まれた、と感じた。今後、ITの世界はiPad2を中心に回っていくだろう。

iPad1は、個人的な評価として、あくまでもビューアであり、コンテンツクリエイションには向かないモノだと感じていた。また、アウトプットもiPadの画面だけなので、サイズ的にも何かと限界があると、思っていた。

文書でも何でも、何かを作りたい人には向かず、できあがったもの、例えば写真、映像、pdfなどを、どちらかと言えば個人的に見るものに過ぎなかった。

とはいえ、そういったポジションに当てはまるアイテムも無かったので、革新的だったのは間違いないところだが。

iPad2では、その壁を踏み越え、コンテンツクリエイション側、アウトプット側の両方へ機能を拡大した。

ここまでできると、ほとんどの人の日常的な行動の90%ぐらいはカバーできてしまうのでは、と思う。今までは60~70%ぐらいのカバー率だったので、多くの人にとって、帯に短し襷に長しだったが、そうではなくなりつつある。

HDMIでのミラーリング出力は、iPadでコンテンツを作る、大きなトリガーになるだろうし、充実したiMovieは大画面に映し出したくなる気持ちを強めるだろう。

また、ここまで領空侵犯されながらも、iPhoneとMacbookの存在感と必要性は揺るがない。

機能を限定することでデバイスの魅力を落とすのではなく、必要十分な機能を見極めることで、それぞれを機能的に満足させながら、差別化を図っている。

その絶妙な差配の真髄が、iPad2だ。
素晴らしい。

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