2012年4月9日月曜日

映画月間(映画館)

4月はのっけから映画三昧だ。

1日の映画の日(ファーストディ)には、「マーガレット・サッチャー」を観た。非常にタフな女性だ。

現在の日本政治を思わせるような揚げ足取り主体の国会は、国民を置き去りにした議論が行われていた。時代は1970年代。行政は停滞し、街には浮浪者が溢れ、ゴミだらけ。教育も後回しになり、教育相だったサッチャーは、状況を打破すべく党首になる事を決意する。力強く、ある意味独裁的に引っ張るリーダーを求めていた世論の支持を受ける。

サッチャーの理想論は、首相就任当時は空回りしていたが、冷戦終結などの時代の流れもあり、レーガン、ゴルバチョフと共に、強く支持されるようになっていった。しかしいつしか、その独裁的手法、完璧主義に、部下や人民の心が離れていき、首相の座を降りる事になる。。。

先進国の経済はシュリンクし、日本の政治は停滞している。何かのきっかけで、社会が大きく変わる可能性は高い。その時にはサッチャーのような人が、大きく力をつけ、人々を導くのだろう。

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