2012年4月18日水曜日

こんな事で大臣を辞めさせてはいけない?

相変わらず意味不明な民主党。野田政権になっても、人材の劣化は留まる事を知らない。

一つ目は防衛大臣。北朝鮮のミサイル発射への対応には誰も納得しないだろう。まず言い訳として、「不意を突かれた」なんてのはワードとして使ってはいけないと思う。逆に、不意を突かないミサイルがあるのか、と問いたい。すぐ近くに世代交代によって、状勢が不安定化している、もとより危険な国があるという前提の中で、いったいどういった想定をしていたのだろうか。

政府関係者「不意を突かれた…」官邸は情報出さず

そして、Jアラートを作動させなかった事も意味が分からない。官房長官の言によると「短距離ミサイルかもしれない。燃焼(実験)のみかもしれない。あそこに据えられた人工衛星と称するミサイルなのかどうかも、なかなか確認に時間がかかっている」「情報のダブルチェックに時間がかかった」という事で、チェックによって安全を確認できたので、国民に知らせる必要はない、という判断だったらしい。

一年前の震災は、一体何だったのか?非常時には、どこかで判断して「情報の質やスピード」を落とす事が命取りになるという事が、骨身に沁みて分かったはずではなかったのか?国家としての防衛・防御・防災というパラダイムは完全に変わったはずだったのに、何も変わっていない事を実証してしまい、世界中に恥と弱点を晒したといっても良いだろう。今更、ミサイルかどうか分からないとか、ダブルチェックで情報提供の機を逸するなんて、あってはならない事だろうと思う。

また、国土交通大臣もひどい。秘書官から渡された書類に、盲判を押すという行為だけでも気が狂っているんじゃないかと思うが、あろう事かサインをしている上に名刺まで渡している。もう、人としておかしい。しかも、公職選挙法に抵触するかどうかは、自分の存在に関わる話なので極めて慎重になるべきだと思うが、その配慮すらない。もしかしたら、自分の身を滅ぼすだけでなく、詐欺の片棒を担ぐような書類だったかもしれないし、何か人を不幸に巻き込むような指示書だったかもしれない。そんなものでも、何も考えずにサインをしていたという事だろう。今までの書類を全て見直した方が良い。

そして何より、全てを秘書官に押し付けて、自分は知りませんでしたと言える厚顔無恥さに驚く。自らサインした書類を目の前にして、政治家として使ってはいけない言葉だと思う。

この三者を、それでも使い続けようとする野田首相も、それが自らの信頼を損なう行為だという事に気がついた方が良いだろう。些細な失点で安易に辞任させる事には賛成しないが、これらの事例は、この人たちが政治家としての資質を持っていない事を示しているので、即時に更迭するべきだろう。

ポッポも菅も小沢も勝手気ままに動き回り、足を引っ張りまくっているし、民主党は正に烏合の衆という様相を呈している。

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