2012年4月11日水曜日

映画月間(TV)

取り溜めていたTV放送も観てみた。

■ウルヴァリン:X-men ZERO
ウルヴァリン誕生のストーリーだが、人とは違う能力を持ち、迫害され、行き場をなくしたミュータントが、結局は大きな力に操られる形で自分の運命を変えていく事になる。

X-men本編の謎解きスピンオフ作品だ。ミュータントの秘密基地に、人が立ち寄らない場所として、スリーマイル島を選んでいる事が、今の日本の状況を振り返ると少し物悲しかった。

■ルパン三世:カリオストロの城
言わずと知れた日本アニメーションの傑作。ルパンの超人ぶりが楽しい。

ストーリーは壮大で、国連加盟の独立国家であるカリオストロ公国内で高精度な偽札が作られている事が全ての発端。偽札製造の秘密を探る中で、明らかになる陰謀を阻止すべく、いつものメンバーが走り回る。宮崎アニメの原点の一つ。

■シャーロック・ホームズ
「チャップリン」以来、久々に見たロバート・ダウニーJr。昔々読んだコナン・ドイルの原作イメージを、かなりアクションに寄せた作品。

これはこれで面白い。かつての小説やアニメをリアルに追求すると、若干エグくなるものが多いが、これもその一つ。色々なトリックを種明かしをしながら、解決していく上で、ホームズの超人的な能力が発揮される。

続編を意識してモリアーティ教授が少ししか出てこない。

■センター・オブ・ジ・アース
ジュール・ベルヌの「地底旅行」が原作。地球の中心には何らかの地底世界が広がっているというベルヌの小説を信じるベルニアン達の物語。

地底世界は地上世界と同じような生物が暮らしているが、人間だけがいない、という感じ。地底と地上を数千キロ往復する展開が、アトラクション化を意識したような感じで面白かった。

■ナショナル・トレジャー
独立宣言書に隠されたメッセージを読み解き、宝を探し当てる。

徳川埋蔵金のようなもので、探せば探すほどヒントだけが出てきて、なかなか宝にはたどり着かないのだが、最終的に発見するお宝はまさにナショナル・トレジャーというべきもので、そのスケール感は、他の映画ではなかなかお目にかかれない。

ニコラス・ケイジは二枚目でもタフガイでもないのだが、ほどほどのアクション(もみ合い程度?)には適役だと思う。

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