2012年8月17日金曜日

@奈良

奈良に行ってみた。もしかしたら10年ぶりぐらいかも。奈良というのは京都と同じく、寺社仏閣の宝庫だ。当然、平城京を中心として1400〜1200年くらい前のものになる。

京都が中心になるはもう少し後で、そこからの歴史が長いので、1200〜400年くらいの期間だろうか。その後の歴史の舞台も交通の便の良い京都が中心だったので、奈良の影は薄くなる一方だった。しかしそのおかげで、史跡の保存状態が良く、未だに新鮮な気持ちで訪れられるのもまた、奈良なんだろうと思う。

2年ほど前に行われた平城京遷都1300年を記念して、平城宮と大極殿、朱雀門が造られた。京都的にはもっと継続的に観光客が呼べるような仕掛けが必要と思うが、何もないのもまた奈良なんだろう。この二つの構造物以外は原っぱだ。



その後、奈良公園に行き、東大寺他を足早に眺めた後、法隆寺へ。金堂、五重塔、夢殿と、国宝を観て回るが、ほとんど日陰も室内もなく、灼熱地獄だった。この観光客ズレしてなさも、奈良。






今回の奈良訪問で一番驚いたのは、千里から車で1時間ほど、という近さだ。もしかしたら京都や神戸より近い。見る所は山ほどあるので、季節の良い時にもう一度行きたいと思う。

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