2012年8月6日月曜日

チーム力って何だろう?

日本の競泳がアツい!こんなに強くなったのはいつからだろう。

やはり北島康介のチカラが大きい。男子400mメドレーリレーで銀メダルを獲った後のインタビューでの、松田選手の言葉には震えた。「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない。」

この北島康介を中心としたチーム力が全てだろう。

競泳は本来、個人種目だ。選手間のコミュニケーションがさほど重要ではないようにも思う。が、今回の大会は個人種目と言えどもチームとして戦っているという一体感が、最後の最後でのチカラになっている事が証明されたように思う。

入江選手が繰り返し言っていた「27人のリレー」という意識が、一人ひとりのモチベーションを高め、それが結果に結びついている。全力を尽くした結果が、次の結果を呼び込んでいる事を思えば、競泳競技自体が長いリレーであるとの認識は正しいのだろう。

そう考えるとチームワークというのは、体格的にも体力的にも優位には立てない(特に女子は際立って小柄に見える)日本選手が、世界に伍して戦うのに必要な要素なのかも知れない。

また、今回の大会で調子の良い競技は、例外なくチームワークを口にし、また、競技中に笑みがこぼれている。それだけ競技を楽しんでいるんだろう。チームワークがプレッシャーを分散させ、本来のチカラを出すための潤滑剤になっている。

あらゆる競技にとって、今後のチーム作りの方向性の一つが見つかったと思えば、得たものは限りなく大きい。

引き続き、頑張れニッポン!
眠れない夜は続く…

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