周りを見回すと、物議を醸したJPタワーがあり、また、丸ビルを始めとした再開発された超高層ビルが並ぶ。この雰囲気は東京・丸の内でしか味わえない。
1894年に竣工した三菱一号館からスタートした三菱の丸の内開発は、120年でほぼ2周した事になる。70年ほど経つと、重要文化財として候補に挙がるようになるので、その時期を一つのめどとして建物の寿命は回っているように思う。
日本全体を見ても、1周目は上り調子、2周目は現状維持だったので、ここまでの流れは分かる。
3周目に入る2050年頃は人口も減り、高齢者ばかり。経済もそれなりにシュリンクしているはず。そんな中で3周目はあるのだろうか。もしかしたら、今の状態が最終形かもしれない。
そんな過去・現在・未来へと思いを馳せた丸の内一帯だった。
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