2012年8月27日月曜日

東京駅および丸の内一帯

東京駅がいよいよ全貌を見せた。かつてのドーム屋根を再現した東京駅は日本の玄関にふさわしい威厳を備えていると思う。



周りを見回すと、物議を醸したJPタワーがあり、また、丸ビルを始めとした再開発された超高層ビルが並ぶ。この雰囲気は東京・丸の内でしか味わえない。

1894年に竣工した三菱一号館からスタートした三菱の丸の内開発は、120年でほぼ2周した事になる。70年ほど経つと、重要文化財として候補に挙がるようになるので、その時期を一つのめどとして建物の寿命は回っているように思う。

日本全体を見ても、1周目は上り調子、2周目は現状維持だったので、ここまでの流れは分かる。

3周目に入る2050年頃は人口も減り、高齢者ばかり。経済もそれなりにシュリンクしているはず。そんな中で3周目はあるのだろうか。もしかしたら、今の状態が最終形かもしれない。

そんな過去・現在・未来へと思いを馳せた丸の内一帯だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿