2010年5月21日金曜日

大阪、京都そしてKozchi

先日、大阪に行った。と言っても、帰省しただけだが。

久しぶりに梅田周辺を歩くことができ、街の変貌にビックリした。すっかり私の知ってる大阪ではなくなっていたのだ。主に西梅田界隈を歩くことになったのだが、ここは再開発が進み、まるで東京のような一角だった。土曜日だったが人はまばらで、やや寂しい感じがした。

でも、一番驚いたのは、地下街名物だった阪神の地方名産品コーナーが、おおよそ1/3程度に縮小していたことかな。

御堂筋線梅田駅を降りて、阪神百貨店の横を抜け、西梅田駅に向かう通路の両脇は、かつては各地方自治体が軒を連ねる特産品コーナーだった。お土産を買い忘れたサラリーマンや、なんらかのアリバイ作りが必要な人に愛されてたと聞いていた。一区画が幅3.5m、奥行0.5mの狭隘すぎる店舗だが、多くの地方自治体が、特産品やお土産を並べていた。

それが、いつ頃からか撤退が相次ぎ、その狭隘すぎる店舗条件や、恐らく地方自治体に絞った営業展開から、新たな入居者も得られず、かつての賑わいを失っていったのだろう。まあ、特産品はネットで買えるし、お土産文化もかつてほどではないので、廃れるのも理解できる昭和の名所だろう。

例えば、ネットショップとのコラボ企画を重点的にやるとか、ショーケースとしてさらに小分けにするとか、今なら、という利用方法もありそうだが、通路との兼ね合いもあるので、難しいのかな?

次の日は、京都に行ってみた。
錦市場がtwitterをやってるとの事なので、行けば感じるものがあるかもと思って足を向けた。もちろんKozchiにとってどうか、という視点だ。

かつて、親戚が京都寺町三条で文房具店を営んでいたので、非常に懐かしかった。

四条河原町から祇園方面に歩き、名物と言われるネギうどんを食べた。味はともかく、麺が柔らかすぎて、あまり好みのうどんではなかった。

その後は戻って、寺町京極から北に向かい、寺町に入って、懐かしいお店を見学し、御池近くの本能寺まで行って折り返し、三条で東に向かい鴨川で折り返し、新京極を下り、錦市場を通って四条烏丸へ。そして帰路についた。

京都は、密度濃く、そして広くお店が集まる一大集積地だ。それゆえ、お目当てのお店が埋もれがちだとも言える。何でもあるが、見つけにくい。小さなお店が多い。有名なお店ほど宣伝してないし、路地裏にひっそりと存在するお店も多い。件のうどん屋さんも、そんな感じ。

この街は、お店がつながる意味もメリットも大きそう、と感じた。Kozchiで全てをつないでみると、新しい街の形が見えそうな気がする。

Connecting the Shops.
http://www.kozchi.jp/

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