2010年6月23日水曜日

オランダ、撃破ならず

先週末のオランダ戦。敗戦。勝負の過程を見れば惜しかったが、ここは勝敗にこだわるべきW杯。良い勝負ができたことよりも、薄氷の勝利を喜びたい。

しかし次戦、デンマーク戦は引き分け以上で予選通過できる。そう考えると、オランダ戦における引き分けまたは僅差の敗北は、結論に影響なかったことになる。

結果として、良い勝負をしながら負けた事が、良い結果を生むのかもしれない。互いの勝敗が、その後のメンタルにまで影響するグループリーグは、奥が深い。

こんなに優位な立場で予選最終戦を迎えるとは思わなかったが、課題も多く見つかった。

まず、引き過ぎはダメだ。前半は様子を見る意味もあるのだろうが、引き過ぎていたように思う。相手に何らの脅威も与えられないようでは、相手の体力を奪う事すらもできない。

前線のサイド2選手は良かったが、本田がイマイチだった。ボールを待っているだけの選手ならば不要だ。やはり前線には、クロスを待つだけではなく、自力で打開できる選手が必要だろう。あまり攻撃に人数を割けない日本のようなチームならなおさらだ。

そういう意味では、玉田か森本に期待したい。

あと、中村俊輔はダメだ。松井の代わりに入った途端、チームのスピードが落ちた。なにせ、持ち過ぎるのが良くない。正確に言うと、勝負を仕掛ける訳でもないのにボールをコネすぎだと思う。

監督は「前線でタメを」と言っているようだが、現代サッカー、特に日本のような早いパス回しが命のサッカーにおいて、タメが必要な場面は多くないだろう。プレースキッカーも遠藤がいれば大丈夫となれば、俊輔の居場所はない。

次戦は、相手は勝たなければいけない訳だから、攻めてくるだろう。前半は徹底的に守勢に回ることが考えられる。今までの日本代表がそうだったように、攻め続けると後半確実に失速する。後半始まって10分と70分以降がチャンスだろう。それまでいかに体力を温存できるかと、交代のタイミングが鍵になる。

素人ながら自分なら、松井と大久保を後半に残しておきたい。前半はワントップでカウンター勝負をねらうとしたら、岡崎が良い。

松井、大久保、本田の代わりに、中村憲剛、稲本、岡崎でどうだろう?後半から憲剛、稲本に代えて松井、大久保。70分過ぎに岡崎に代えて本田。

いずれにせよ、予選突破は目の前だ!
頑張れ!!日本!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿