2011年4月6日水曜日

地震/津波/原発の状況が分かるサイト

震災後3週間以上が経過し、現地の情報が様々な形でまとまってきてます。本当にとんでもない事が起こっています。日本の歴史は2011.3.11以前と以後で大きく分かれるでしょう。当然、3.11以後の世界について、どうあるべきか、少なくとも今後50年を見越した国の形を皆で作って行く事が求められています。そのためには、正確な状況把握が必要です。以下に、今回の出来事についてまとめたサイトを並べます。もちろん、これ以外にもまだまだありますが、とりあえず。

■地震について
防災科研のサイトです。今回の地震がいかに大きく、いかに従来と違うかが分かります。3/11のデータからM9.0のものを見つけ出し、一番下の方にある牡鹿とか気仙沼を見てみると、2つの地震が連続で発生している事が分かります。また、浦安や横浜ではそれらが一体化している事も分かります。他の地震と比較すると、震動の大きさも長さも、今までの常識を覆すものだと理解できます。

・言わずと知れたGoogleの震災情報まとめサイト(Crisis Response)。驚くべきスピードで開発されました。こういった事態において迅速に意味のある貢献ができる事は何より素晴らしい。Googleも大企業化してきて、最近あまり面白くないねと思ってたら、やはり地力が違います。自社のできる事を見極めて、最大限に発揮できる仕組みを持つ組織は強い。

・(追記)NewYorkTimesの特集記事。あちらの人は本当にビジュアライズが上手で感心する。地震に関連する情報が本当によく分かります。必見です。

■津波被害について
被害の全体像が分かります。マピオンは「津波によって失われた道路や建築物の位置などの被害状況の把握をしていただき、復旧対策のお役に立てることを期待しております」としています。

Googleが公開した地震直後の画像を理解し易い形でまとめてます。地震や津波は土地を自然に戻そうとしているのが分かります。

■被災者について
・応援として派遣された看護士さんを通してみた被災者の風景です。涙なくしては読めません。

津波をくぐり抜けたライフセーバーの被災状況です。鍛え抜いたライフセーバーですら、ギリギリの状況なのが良く分かります。なぜか元サイトは閉鎖されていますが、こちらにコピーされてました。

■原発について
無人飛行機を飛ばして撮影した画像です。その鮮明さと被害の大きさに驚きます。一日も早い収束を願わずにはいられません。

大前研一のコメント映像です。必見との評価が多いコンテンツです。震災直後から割と頻繁に出しています。抜けがあるかも知れませんが、見つけた分だけリストにします。

3/14)(3/19)(3/21)(3/27)(3/29)(4/3

東大早野教授のTwitterまとめたもの。原発/放射能に関する専門家の意見を聞く事ができます。

・(追記)NewYorkTimesの特集記事。きれいな表で福島と日本と世界への影響を整理しています。随時更新を期待してます。必見です。

・(追記)上杉隆が鳩山勉強会で話している動画「上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告」。(1)(2)(3)(4)(5)(6)東電の隠蔽と政府の無策、そしてそこに横たわるメディアの最低の対応。もう日本は終わったと思える内容です。

■計画停電について
・今夏、首都圏で最大の問題になるであろう計画停電について(1)(2)(3)。東電の情報を分かりやすく表現しているサイトが多数あります。

これから続く長い長い旅路の、最初の一歩がここです。これから全てが始まります。頑張りましょう。

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