2011年4月13日水曜日

不安感を変化に

今回の都知事選を受けて、カトラーさんが「不安感を変化に結びつけられなかった事が、石原氏以外の候補者の敗因だ」と書いていたが、これって色んな局面で使える分析だと思う。

新規事業を立ち上げるにしても、利用者が抱く何らかの不満や不安を的確に捉え、理解した上で、変化に結びつけるような事業の枠組みやキャッチフレーズに置換えて行かなければいけない。それができなければ、結局、変化は起こらない事は、今回の都知事選で明らかになった。

そうなんだよ。
事業においても、決して利用者側に問題があるんじゃなくて、作り手側に、利用者が(潜在/顕在を問わず)感じている不満/不安/不利益/不透明について正確に理解し、さらに変化に結びつけられるような形で提案する事が求められているんだ。

都知事選で言うと、震災前は「日本のエンジン、東京の活性化」あたりかな?震災後は「脱原発社会」なんだろう。

真面目なだけじゃダメ。人々が漠然と抱いている思いを結晶化させて、分かりやすく提示しなければ。Kozchiの場合は何だろう。

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