2011年4月29日金曜日

初カプセル

カプセルホテルというものを初めて利用してみた。慣れたら問題なさそうだが、今回に関して言うと、あまり熟睡できなかった。

名古屋に出張して、久しぶりに友人と飲みに行き、最終の新幹線で帰ろうと思ったら、事故で新幹線がストップ。終電なので、そのまま動いたとしても、新横浜についた後の足がないと思い、すぐ宿を探した。

結構飲んでるし、シンプルに寝るだけなので、カプセルを体験するチャンスと思い、駅近のホテルを予約。楽天トラベルを使い、ポイントを使って、一泊1,700円。

6Fの宿泊スペースを見てみると、蜂の巣のように一人分のコロニーが整然と並んでいる。タバコ臭い。2Fのロッカーを見てみると、着替えが置いてある。3Fの風呂を覗いてみると、脱衣所的な場所は無い。

そうか、とりあえず2Fで裸になって、裸のまま3Fで風呂に入って、2Fに戻ってきて、エレベーターで6Fに行くのか。。。という流れを確認して、2Fで着替えをしようと思ったら、隣にも着替える人が。おもむろに裸になり、パンツも履かずに着替えを着用。慣れた人のルールはこうなのかな?

あまり落ち着かない中、風呂に入って着替えをして、自分のスペースに入ってみた。

FRPで出来た白い空間。ある意味で未来的な空間。外界との仕切りはロールカーテンのみ。入ってくる人の足音などが、時々聞こえる。

相互信頼をベースとして日本的なシステムだと感じた。海外だと襲われてもおかしくないシチュエーションだと思う。

ガサガサと出入りする音、布切れ一枚の仕切り、鍵の無い空間。何らの安心感もない。飲み会の後で、もとよりあまり熟睡感がない中で、一層神経に障る。

そのまま朝に。
外の空気がおいしい。早朝の新幹線で東京へ向かった。
まあ、一つの経験としては良かったが、カプセルには慣れが必要だということが分かった。

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