2011年5月20日金曜日

偶然の出会い、とは

有意義な出会いの多くは偶然だったりする。計画された出会い、出会うつもりで出会ったものは所詮想定内で、新しい発見や新鮮な驚きは少ない。

そう考えると、偶然の出会いって本当に大切。でも、偶然で気をつけなければいけないのは、これも所詮偶然なので、コントロールされていない事だろう。いわゆる玉石混淆という事になる。

こういった玉と石が入り交じった状態の中から、どうやって玉を選り分けるかは大事だ。それ以上に大事なのは玉の比率を高める事。玉ばかりが並んでいる中からだと、逆に石を見つけるのが大変なぐらいだろう。

つまり、最も良い形は単なる偶然の出会いではなく、計画された偶然の出会い。「計画された偶然」というのが肝心だ。ただ、偶然を計画するのは難しい。

まあ「計画された」っていうぐらいだから、偶然の出会いを積極的に求めに行った結果ということだろう。単なるラッキーではないということ。簡単に言うと「犬も歩けば棒に当たる」という事かもしれない。

ファインド・アラウンドは、長さや太さや色の違う棒をなるべく多く立てておいて、一つの棒に当たった時に、周りの棒が連鎖的に反応するような事を意図したもので、街歩きにおける偶然を誘発することが一つの目的だ。そういった意味で、計画された偶然を生み出す仕組みと言っても良いかもしれない。

大きく言うと、計画された偶然が導く豊かな未来を提供して行きたいと考えている。

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