2011年12月14日水曜日

新聞の契約形態

新聞はどうやら口約束が原則のようだ。不思議。何となく話をして、何となく取り始めるような言質が取れたらそれだけ。別に契約書も何もない。

昔、その販売店から新聞を取っていて、すぐに止めたのだが、その履歴が残っており、それをベースに時折営業を受けていた。最近になって、小学生新聞を取ってみようと思い立ち、営業に来た機会に話をしたら、すぐに持ってくる事になった。特に期間や料金の話もせず、契約書の提示もない。契約書がなければ、困るのは販売店だろうと思い、放っておいても何の音沙汰もない。改めて電話してみると、契約書はないが、三ヶ月契約になっているとの事。で、しばらくしたら集金に来るとの事。

そんないい加減な商売ってあるだろうか?サービスを受ける側として、何も聞いてないし、明確な意思表示もしていない。ましてや契約書もないのだから、販売契約として成立するとは思えない。そんな曖昧な契約があり、何ヶ月かの無料期間や洗剤や何らかのチケットなどと抱き合わせで販売するような商売が、この現代に存在している事が非常に驚きだ。

電子化の波が目の前に訪れている事を差し引いても、終わりに近づいている事を予感させる出来事だった。

もし、新聞がその役割を終えようとしているとしたら、各戸の郵便受けに情報を届ける主体がいなくなってしまう事になる。例えば新聞に代表されるニュースもそうだが、スーパーのちらしなどにとっても媒介がいなくなることは、その商圏維持・拡大に大きな影響があるだろう。

iPadみたいなタブレット端末へ、地域を特定してPush型で配信するようなサービスの必要性が高まってきている。

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