2010年3月1日月曜日

神様はきっといる

先日、神様の存在を感じる様なできごとがあった。高速道路を走行中に車が故障したのだ。

初めてだったしびっくりした。メーター部に突然のアラートで「STOP!」と現れ、今まで聞いた事の無いブザー音が響いた。見てみると冷却水の温度が上がっている。オーバーヒートだ。季節は冬。しかも10年ものとは言え、既に世の中からオーバーヒートなる故障が撲滅されつつある時期の車だ。ちょっとありえない。

でも、何せ車の故障は初めてなので、勝手が分からない。車屋に電話して、原因を推定してもらい、保険屋に電話して、レッカーを手配してもらった。しかも、とあるイベントに参加するために道を急いでいた、そのゴール地点のわずか10kmほど手前の出来事。あとから原因を聞いてみると、冷却水のリザーバータンクが詰まっていたそうだ。

ここまでの話はアンラッキーなのだが、実は、このタイミングでの故障は、他のどの地点で発生するよりも良かったと言える。

まず、車の調子はなんとなく良くはなく、近いうちに検査しようと思っていた。そして、故障した地点が東関東道の大栄というICの近くで、交通量が少なく、路肩が広かった。また、イベント参加のために知り合いが近くに来ていて、代替の移動手段がすぐに確保できた。ICの入り口付近に止まったので、極めてスムーズに乗り込めた。あと、この車を購入した中古車屋さんが親切で、色んな手配を助けてくれた。さらに、イベント関係者の助けもあって、レッカー移動等に要する手間を助けてもらう事ができた。などなど。

もし、同じ故障が首都高で起こってたら、もう少し早いタイミングで目的地から遠い地点だったら、もう少し遅く帰り道だったら、本当にどうしようもない状態になって、きっとパニックになるだろう。ここに至るまでに間違って少し遠回りをしていたので、本来なら一旦目的地について、イベント終了後の夕暮れの帰り道で発生していた計算になる。そうなると助けも少なく、たぶん問題解決もかなり時間が掛かったのでは、と推測される。

すごく不思議な感じがした。結果として、ほとんど誰に迷惑を掛ける事も無く、解決に向かっている。故障は残念だが、最高のタイミングでの故障に感謝したい。
なぜか神様に守られている気がした。

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