2011年1月31日月曜日

アジアカップ優勝!

サッカー日本代表がアジアカップを制した。

今大会は、やる気の無かったサウジアラビアを除き、楽な試合は一つもなく、むしろ苦しい展開が多かった。先行されたり、退場者を出して10人になったり。今までの日本代表だとおよそ勝てる感じがしない展開だが、今回は違う。

全てを乗り越えて決勝に到達し、完全にオーストラリアのペースだった120分間をしのぎ、少ないチャンスをものにして得点した。高さのあるオーストラリアに対して、岩政を投入し、長友を前めにもってきたことは、今後も使えるオプションなんじゃないだろうか。

南アW杯に続き、収穫の多いカタールアジア杯だった。今までの様々なトラウマを乗り越えた価値ある優勝だと思う。1994年アメリカW杯アジア最終予選のドーハの悲劇、2006年ドイツW杯オーストラリア戦の屈辱、2010年南アW杯パラグアイ戦のPK負け、負け越しているライバル韓国との対戦。

しかし、タレントが多く、層が厚くなったもんだ。皆が複数のポジションをこなせるから、試合中のポジション交換の頻繁で、キューウェル、ケーヒル頼みのオーストラリアとは、全く違った。フィニッシュをシュートで終わらせられない慎重になりすぎる癖はまだまだ健在だが、今回の優勝を自信に、さらに攻撃的に、さらに躍動感のあるサッカーになっていくことを望んでいる。

これで、次回アジア杯2015は予選免除されるし、コンフェデレーションズ杯2013にも参加できる。その前にコパ・アメリカ2011もある。2012年にはアジア最終予選が待っている。

ザックジャパンは未だ無敗。

遠藤がどこまで頑張れるかが一つの鍵になるかも知れないが、今回のチームはかなり期待できる。またサッカーが盛り上がってきた。今まで積みあげてきた壁を乗り越え、新たな一歩へ。ガンバレ、ニッポン!!

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